プログラマの残業が多い傾向にある原因の一つとして挙げられるのが、一人でずっと悩んでしまうことです。
作成したプログラムにエラーが発生した場合、プログラマは原因を突き止めて修正する必要があります。
その際、プログラマは問題解決のために自分が作成したプログラムを見直しますが、すぐにエラーの原因が見つかるとは限りません。
自分一人で解決しようとすると、客観的なプログラムの内容チェックが難しくなり、原因を見落としてしまう可能性もあります。
その結果、一人で悩む内に時間だけが過ぎてしまい、いつまで経っても仕事が終わらなくなってしまうのです。
こうした場合の対策としては、わからないことがあれば、すぐに周りの人に頼ることが挙げられるでしょう。
わからないことを素直に認めてアドバイスがもらえれば、意外と簡単に解決するケースもあります。
また、仕事のスケジュールをきちんと立てていないことも、プログラマの残業が多いと言われている要因です。
想定以上のバグが見つかったり、クライアントから追加の要望があったりなど、プログラマは仕事が思うように進まないことも少なくありません。
そのため、事前にスケジュールを立てておかないと、いつまでたっても仕事が進まない状態に陥ることもあるのです。
そうした状況を防ぐには案件に取りかかる前に、あらかじめその日に行う仕事の優先順位をつけておくことが有用といえます。
優先順位を決め、何時から作業に取りかかるとスケジュールを立てておけば、それだけで作業時間が大きく延びてしまうことも防げるでしょう。
■プログラマの残業に言及した関連サイト：http://programmer-overtimework.com